美容整形のデメリットとは?やる前に知っておきたいリスク・危険

美容整形のデメリットとは?やる前に知っておきたいリスク・危険

「美容整形」の技術は日進月歩で、手軽な「プチ整形」も数多く登場するなど、悩める女性たちに救いの手を差し伸べています。なりたい自分になるための「理想の美容法」ととらえがちな美容整形ですが、決して万能の手段ではありません。そこにはデメリットもあることを知っておきましょう。

整形をするまえにメリットとデメリットをよく考えて

昔の美容整形には「芸能人やお金持ちのためのもの」というイメージがあったようです。整形技術もまだ十分に磨かれていなかったため、手術は大がかりになりがちで、費用も相応にかかりました。それだけの負担をしたにもかかわらず、仕上がりは「いかにも作り物めいた」ものになりがちで、失敗する危険も今以上に高かったといいます。

技術が進歩した現在、費用や仕上がりについての心配はほぼ必要ありません。メスで切開する本格的な手術だけでなく、注射を使ったプチ整形も広く行われ、ごく普通の人が気軽に受けられるものになりました。

しかし、美容整形はあくまでも「医療行為」ですから、リスクは存在します。また、「きれいになる」「理想に近づく」「若返る」などのメリットだけでなく、いくつかのデメリットもあります。美容整形を受ける際は、こうしたマイナスの部分にも目を向けて、その上で「整形するかどうか」を決めるべきでしょう。

美容整形のデメリットは?

顔や体を理想に近い形に整える。大半の人はこのメリットに惹かれて美容整形を考えると思います。しかし、良い面だけを見て決めるのではなく、以下のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。

【美容整形のデメリット】

1. 費用が高い
2. 術後のダウンタイムが必要
3. 周りにばれる心配がある
4. 整形しても、元に戻ってしまう
5. 術後にトラブルが起こるリスクがある

それぞれどのような問題が起こりうるのか、細かく見ていきます。

整形するなら、覚悟しなくてはならないこと

まずは、美容整形には付き物となる、2つのデメリットを詳しく紹介します。これだけは避けて通ることはできません。

1. 費用が高い

美容整形は健康保険が使えませんから「100%自費診療」です。一般的なケガや病気の治療と比較すると、料金は高くなります。最もポピュラーな二重まぶたの埋没法でも、料金は片目で5〜10万円です。脂肪吸引や豊胸術になれば、100万円単位になってしまいます。特に若い女性にとって、この出費は大きな負担といえるでしょう。

しかし、逆に考えれば「その出費で理想の自分が実現するのであれば安い」という考え方もできます。また、多くのクリニックでは、医療ローンやクレジットカードによる分割払いに対応していますから、経済的な問題がある場合は利用するといいでしょう。

2. 術後のダウンタイムが必要

皮膚を切開したり、糸を通したりする整形では、程度の差こそあれ、術後の患部に腫れや内出血が起こります。状態が落ち着くまでに、二重まぶたの場合は埋没法で3〜4日程度、切開法では1週間前後かかります。

お腹からウエスト、太ももあたりまで広く脂肪吸引したような場合は、1~3ヵ月ほどかかることもあります。服で隠せる胸やお腹、足であればまだいいのですが、目元を含む顔の場合は簡単にはいきません。眼帯やサングラス、マスクなどを利用し、人目に触れないように工夫する必要があります。

また、手術内容によっては、ダウンタイムの期間に強い痛みが出ることも考えられます。そのようなときは我慢せず、ドクターに相談するようにしましょう。

メリットかデメリットかは、考え方次第

次に挙げる2つの項目も整形のデメリットではありますが、考え方次第ではメリットともいえるものです。

3. 周りにばれる心配がある

目元や鼻筋は人目につきやすく、周りにばれやすいことが欠点ですが、「整形したことがわかってしまうのが嫌」という人もいるでしょう。特にわかりやすい目元については、メイクやヘアスタイルを工夫するなど、自分に合った方法でばれないための工夫をしてください。

しかし、そもそも美容整形は「変わるため」に受けるものです。今まで以上に美しく変身するのですから、「周りに知られてしまうのは当たり前」という考え方もできるでしょう。むしろ「周囲の誰もが認めるほど、美しくなった」ということの裏返しと考えれば、ばれることはデメリットとはいえないのかもしれません。

4. 整形しても、元に戻ってしまう

ボツリヌストキシン注入によるシワ取りや、ヒアルロン酸注入による隆鼻術。「プチ整形」と呼ばれるこれらの整形は、注射をするだけという気軽さもあり人気を集めていますが、その効果はあまり長くは続きません。内容や人によって違いはありますが、だいたい数ヵ月から1年程度というところでしょう。効果が薄れてきたら、また施術を受けなくてはならないのです。

こちらも見方を変えれば、「元に戻すことができる」というメリットになります。肥満や加齢など体に変化があったとき「やはり元の顔がいい」ということになっても、新たな施術を受けなければ自然と元に戻るからです。

美容整形で発生するトラブルの危険は?

「世の中に絶対はない」ということは、多くの人が知っている事実です。どんなに安全な乗り物でも事故のリスクはありますし、どんなに腕の立つプロが手掛けてもトラブルが起こる可能性はあります。それは、技術が進んだ美容整形の世界でも変わりません。

5. 術後にトラブルが起こるリスクがある

美容整形は医療行為です。どんなに万全を期して手術をしても、術後に思わぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。

まず考えられるものが術後感染症です。手術した部分に細菌が入り込み、患部が腫れ、やがて膿が溜まります。例えば、鼻のプロテーゼ手術で感染症が起こると、鼻が大きく腫れ、場合によってはせっかく挿入したプロテーゼを抜き取らなくてはならない場合もあります。

もうひとつは全身麻酔によるトラブルです。美容整形で使う麻酔の安全性は非常に高く、しかもトラブルにつながらないよう、事前に入念なチェックを行います。それでも、全身麻酔の影響による心臓疾患やアレルギーによるトラブルが、実際に起きています。その確率は非常に低いのですが、ゼロでないことは確かです。

美容整形を受けるのであれば、デメリットも理解しよう

このように、美容整形にはデメリットやリスクも少なからず存在します。整形を受けようと思ったときは、これらのマイナス部分にもしっかりと目を向け、理解しておくことが大切です。

とはいえ、ここで挙げた美容整形のデメリットの多くは、あなた自身の努力や考え方、工夫次第で解決できるものなのです。それだけの努力をしてでも「美容整形を受けて新しい自分になる!」と強く思うのであれば、大きな障害にはならないでしょう。「貯めたお金で美容整形を受ける!」と仕事をがんばれば、少しずつ増えていく貯金額はあなたを励まし、背中を押してくれるものになるはずです。

一方で、美容整形に伴うリスクについては、しっかり把握しておきましょう。自分が受ける美容整形にどれほどのリスクがあるのか、万一の場合はどうなるのか、そのときどのような対処法があるのか…。できるだけ多くの情報に触れ、それらを噛み砕き、理解しておくことが大切です。

トラブルを回避する、ドクターとのカウンセリング

美容整形のメリットとデメリットについてある程度理解できたら、いよいよクリニックに出向き、ドクターに相談してみましょう。美容整形を受けるときは、このドクターとのカウンセリングがとても大切です。

ネットで検索を行うことで、多くの情報を短時間で集めることはできます。しかし、それらはあくまで一般論であり、ほかの人の経験談ですから、あなた自身に当てはまるかどうかはわかりません。例えば「手軽な埋没法で二重にしたい!」と思っても、まぶたの状態などから「切開法の方がきれいに仕上がる」と判断されるかもしれません。これはあなた自身が、ドクターと直接話すカウンセリングを行わない限りわからないことです。

また、たとえ短時間で終わるプチ整形であっても、あなた自身の体を預けることになるのですから、信頼できるドクターに任せたいと考えるのは当然でしょう。実際にクリニックを訪れ、ドクターのカウンセリングを受けることは、クリニックやドクターの「信頼度」を測る上でも大きな意味を持っています。