老けて見える「まぶたのたるみ」をなんとかしたい!原因と治療法を紹介

老けて見える「まぶたのたるみ」をなんとかしたい!原因と治療法を紹介

「以前はぱっちりとした二重だったのに、年齢を重ねていくにつれてまぶたがたるんできた…」という悩みを聞きます。上まぶたがたるんでくると、眠そうで陰気な目元になりますし、下まぶたがたるむと、老けて疲れた印象になってしまいます。

まぶたのたるみを解消して目元に若さと明るさを取り戻すには、どうすればいいのでしょうか?

まぶたがたるむのはなぜ?

目は顔の中でも、相手の視線を引き付ける大事なパーツです。上下のまぶたがたるんでしまうと、それだけで老けた印象を与えてしまいます。

すっきりと若々しい目元を実現するために、まずは、なぜまぶたがたるんでしまうのかを知っておきましょう。

【まぶたのたるみの原因】

上まぶた:皮膚の衰え、筋肉の衰え(眼瞼下垂)
下まぶた:皮膚の衰え、じん帯の緩み

いずれにしても、加齢による老化現象ではありますが、若くてもこれらの症状に悩んでいるという方もいます。

上まぶたがたるむ原因は?

上まぶたがたるんでしまうと、まぶたが半開きのように見え、いかにも眠たそうで疲れた印象を周囲に与えてしまいます。こうなってしまう原因は、「皮膚の衰え」と「筋肉の衰え」の2つがあります。

・皮膚の衰えによるたるみ

まぶたはとても繊細な構造をしていて、皮膚はとても薄くできています。人は1日に平均1万数千回もまばたきを繰り返しているため、ある程度の年齢になるとまぶたが衰えてしまい、しわやたるみが出てきます。

上まぶたの皮膚がたるんでしまうと、目をしっかりと開けていても、まぶたの皮膚が覆いかぶさるようになってしまい、目が半開きに見えてしまうのです。

・筋肉の衰えによるたるみ

上まぶたを引き上げる筋肉の力が弱まると、まぶたそのものを十分に開くことができなくなります。このような状態のことを「眼瞼下垂(がんけんかすい)」といいます。

多くは老化によって起こる症状ですが、神経や筋肉の病気によるもの、コンタクトレンズの長期使用によるもの、さらには生まれつきのものなど、さまざまな原因で起こることがわかっています。眼瞼下垂だと、目付きが悪く、眠そうでボーッとした印象に見られがちです。

上まぶたのたるみの原因はこの2つのどちらかですが、両方を併発している場合もあります。

下まぶたがたるむ原因は?

下まぶたは、年齢や衰えが目につきやすい部分です。くまのようなへこみやくぼみのほか、くすみができたり、ぷっくりとした脂肪のふくらみが現れたり、上まぶたと同様にたるみの起こりやすい部位でもあります。

下まぶたのたるみのおもな原因は、「皮膚の衰え」と「じん帯の緩み」です。

・皮膚の衰えによるたるみ

たるみが起こるメカニズムは、上まぶたと同様です。ただ、下まぶたの皮膚がたるんでくると、目の下にしわが寄ったり、くすみやへこみができたりして、年齢以上に老けた印象になりやすいという難点があります。目は顔の中でも一番目立つところですから、第一印象で大きなマイナスとなってしまうでしょう。

・じん帯の緩みによるたるみ

眼球の周囲を取り巻くじん帯が緩み、目の周辺の筋肉が緩むことによって皮膚までが緩み、たるんでしまう現象です。こうなると、眼球の重さによって下まぶたの内側にある脂肪(眼窩脂肪)が押し出され、目の下のふくらみとなって現れます。

下まぶたの皮膚のたるみと、眼窩脂肪による目の下のふくらみ。この2つが同時に現れると、年齢以上に年を取っているように見られてしまいます。

「目は口ほどに…」といいますが、目元はその人の印象を大きく左右します。まぶたのたるみのせいで良くない印象を与えてしまうと、それを修正するのはなかなか容易ではないでしょう。それを思うと「たかだか目元のたるみくらいで…」とは言っていられないかもしれません。

美容クリニックでできるたるみ治療とは?

まぶたのたるみは、化粧品で改善したり、メイクで隠したりすることは困難です。美容クリニックでは、たるんだまぶたをすっきりさせる治療を受けることができます。ここでは、おもなまぶたのたるみの治療法をご紹介します。

・まぶたの皮膚を縫い縮める方法

まつげのラインに沿って上まぶたの皮膚を切開し、たるんだ分だけを切除して縫い縮める方法です。

この治療では、目の形をある程度調整することができますから、場合によっては同時に二重まぶたのラインを作ることもできます。上まぶたの皮膚がたるんで、目に覆いかぶさっているケースでは有効な治療法です。

・眉の下を縫い縮める方法

眉の下側を切開して、目の上側を全体的に引き上げる方法です。若返り治療の「リフトアップ」と同様の治療法となります。

この方法は目の形は変わりませんから、よりナチュラルな方法といえるでしょう。眉の下を切開するときに、同時に脂肪を取り除けば、重苦しさのないフレッシュな目元を演出することもできます。

・眼瞼下垂を解消する方法

眼瞼下垂は、上まぶたを持ち上げる筋肉が伸びてしまっている状態です。その筋肉を細い糸で縫い縮めて長さを調整し、上まぶたがしっかりと開くようにする方法です。症状が軽い場合は、上まぶたの内側から糸を通します。短時間で治療することができ、ダウンタイム(施術してから回復するまでの期間)も短くて済む方法です。

別の方法として、上まぶたを切開して筋肉を縫い縮める手法もあります。腫れが落ち着くまでに数週間かかりますが、重度の眼瞼下垂でも治療が可能です。

下まぶたのたるみ取りは、状態に合わせて

下まぶたのたるみも、上まぶたと同様に、伸びてしまった皮膚や筋肉を調整することで改善することができます。

単に皮膚が伸びてしまってたるんでいるという場合には、下まぶたのラインに沿って切開し、余っている皮膚を切り取って縫い縮めます。軽いたるみであれば、これだけで目元がすっきりとします。

筋肉の衰えがある場合には、伸びた筋肉を縫い縮めておいて、余った皮膚を切除して縫合します。下まぶたがたるんでくると、それとともに内側の脂肪が垂れ下がり、目の下のふくらみとなって現れます。その場合は、同時に脂肪を取り去り、軽やかな印象に仕上げます。

目元の美容整形で顔の印象を若返らせる

目はその人の印象を決める大きな要素です。そのため、目元が重苦しく見えたり、老けて疲れたように見えたりすると、それだけで陰気な印象を与えてしまいます。ネガティブな印象を取り払い、明るい目元を手に入れたいという方は、美容整形を選択肢のひとつとして考慮してみてはいかがでしょうか。

また、ここでご紹介した方法以外にも、注射によって皮膚細胞の再生を促す若返り治療や、各種機器を使った美肌治療などがあります。これらを組み合わせることで、目元の形を整え、さらに若々しさも演出することが可能です。

美容整形は高価なものですし、術後のダウンタイムが必要で、ある程度のリスクもあります。そのため、なかなか決心がつかないかもしれません。そんなときはまず、医師に相談してみると良いでしょう。治療の内容や得られる結果を知り、その上で治療を受けるかどうかを考えてみてください。