『脂肪溶解注射(メソセラピー)』とは?その効果と副作用

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』とは?その効果と副作用

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』とは、脂肪を溶かす薬剤を注入することで、部分痩せを叶える施術です。

苦しい運動や食事制限なしで、気になる脂肪がなくなるなんて、まるでミラクル!

「何度もダイエットしているのに、瘦せられない」「リバウンドして、かえって太った」「年齢を重ねて、瘦せにくくなった」「若い頃のようにくびれのあるスリムなボディに戻りたい」。そんな人にぴったりです。

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』が部分痩せに効くメカニズム

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』の薬剤に含まれる主な成分は、大豆などに多く含まれる「フォスファチジルコリン」や、「デオキシコール酸」などです。脂肪が気になる部位に注入すると、脂肪細胞が液体化。液体化した脂肪細胞は血液の流れに乗って、最終的に尿として排出されます。これにより、部分痩せが実現します。

薬剤注入 → 脂肪細胞が液状化 → 尿として排出 → 部分痩せが実現

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』のメリット

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』は、何より“注射だけ”という手軽さが魅力。「メスを使うのは嫌だけれど、自分の努力だけではもう瘦せられない!」という人におすすめです。

メスを使わず、注射だけ

メスを使わず、脂肪が気になる部位に注射するだけなので、手軽です。

施術時間が短時間

注射だけなので、施術時間はわずか10~15分程度です。

部分痩せできる!

全体的に瘦せることはできても、部分痩せは難しいもの。『脂肪溶解注射(メソセラピー)』なら、「この部位の、この贅肉を取りたい!」を叶えることができます。

半永久的な効果が持続

一度、溶けて排出された脂肪細胞は、二度と増えません。だから、効果は半永久的です。

カウンセリング当日の施術が可能

血液検査などの必要がないので、希望すれば、カウンセリング当日に受けることができます。

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』のデメリット

多くのメリットがある一方で、『脂肪溶解注射(メソセラピー)』には、下記のようなデメリットもあります。

効果が現れるまでに時間がかかる

脂肪細胞が尿として排出されるまでに時間がかかるので、効果が現れるまでに1~2カ月かかります。

施術を数回受ける必要がある

脂肪のつき具合によって、2~3週間おきに2~5回程度、施術をくり返す必要があります。

予想していたより、費用がかさむことがある

施術を数回受ける必要があるため、1回ずつは安くても、トータルで予想以上に費用がかかることがあります。

一度に施術できる範囲が狭い

一度の施術できるのは、だいたい手のひら1枚分です。

アレルギーの心配がある

大豆アレルギーがある人が受けると、アレルギー反応が出ることがあります。

「脂肪吸引手術」や「脂肪溶解レーザー」との比較

現在、美容クリニックで受けられる痩身法には、大きく分けて、「脂肪溶解注射(メソセラピー)「脂肪吸引手術」「脂肪溶解レーザー・超音波」の3つがあります。下記を参考に、あなたに合う痩身法はどれか、考えてみましょう。

脂肪溶解注射
特徴 注射だけなので、手軽。ダウンタイムはほぼなし。ただし、一度に可能な範囲は手のひら1枚分で、効果が現れるまでに1〜2カ月かかる
施術方法 脂肪が溶ける薬剤を注入。脂肪が液体化し、最終的に尿として排出される
施術時間 10~15分程度
傷跡 注射だけなので、ほぼなし
効果の持続 半永久
脂肪吸引手術
特徴 一度の手術で、半永久的にスリムに。広範囲に大幅なサイズダウンが見込める。ただ、体への負担が大きく、ダウンタイムが長い
施術方法 数ミリの切開口からカニューレという吸引器具を挿入し、脂肪を吸引する
施術時間 範囲にもよるが、30分~1時間程度
傷跡 切開した部分に数ミリ残るが、時間の経過とともに目立たなくなる
効果の持続 半永久
脂肪溶解レーザー・超音波
特徴 一度の施術で、半永久的にスリムに。広範囲にサイズダウンが見込める。脂肪吸引手術に比べると、体への負担が少ない
施術方法 数ミリの切開口からレーザー管を挿入し、レーザーで脂肪を溶かす。溶けた脂肪は老廃物として排出されるが、一部は吸引する
施術時間 範囲にもよるが、30分~1時間程度
傷跡 切開した部分に数ミリ残るが、時間の経過とともに目立たなくなる
効果の持続 半永久

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』の施術の流れ

クリニックによって多少違いますが、『脂肪溶解注射(メソセラピー)』の施術の流れは下記の通りです。所要時間は10~15分程度です。

【Step1】医師によるカウンセリング

医師があなたの希望を聞きながら、どの部位にどのくらいの量、何回くらい注入するかを決めていきます。

【Step2】マーキング

施術部位にマーキングをします。

【Step3】注射

脂肪が溶ける薬剤を注射します。
※痛みに弱い方には麻酔を用意しているクリニックもあります

【Step4】帰宅

注射が終わったら、すぐに帰宅できます。

ダウンタイム(回復までの期間)と日常生活について

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』は、脂肪吸引手術などと比べてダウンタイムが少なく、施術後の生活もほぼ制限がありません。

ダウンタイムについて

【痛み】
軽度の痛みが数日続くことがありますが、治まります。

【腫れ】
施術の数時間後から生じ、2・3日~1週間程度で治まります。

【熱感】
施術の数時間後から生じ、2・3日~1週間程度で治まります。

【かゆみ】
1週間くらい経って、部位によってはかゆみが生じることがありますが、数日で徐々に治まります。

施術後の日常生活について

【シャワー】
注射だけなので、当日から可能です。

【入浴】
翌日から可能です。

【仕事・学校】
当日から通勤・通学が可能です。

【運動】
翌日から可能です。施術後は脂肪燃焼しやすくなるので、運動するとより痩身効果が現れやすくなります。

施術費用の相場

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』の費用は、手のひら1枚分の範囲で1~3万円前後が相場のようです。キャンペーン価格やセット価格もあるので、チェックしてみましょう。ただし、あまりに安いときは注意が必要。薬剤が粗悪だったり、薄めてある場合があります。

麻酔代や薬代が費用に含まれているかどうかは、クリニックによって異なります。トラブルや勘違いを防ぐためにも、事前にきちんと確認しましょう。

最後に

『脂肪溶解注射(メソセラピー)』は、注射だけという手軽さが人気の痩身施術です。体への負担がほとんどなく、現在のところ大きな副作用も報告されていないようです。

ただ、個人の体質によっては、予想以上に腫れたり、痛みなどが続くことがあります。また、施術を数回くり返す必要があり、結局「予想していたより費用がかさんだ」ということケースも……。

手軽とはいえ、薬剤の成分や量、打ち方によって、仕上がりに差が出るのも事実。しっかりカウンセリングを受けて、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。