一重・つり目・離れ目が嫌?メイク&プチ整形でコンプレックス解消
顔の中で一番目立つパーツといえば、やっぱり目ですよね。実際、目元の表情ひとつで顔の印象は大きく変わってきます。「もっと目が大きかったら…」「二重だったらいいのに…」といったコンプレックスを抱えている人も多いでしょう。
大きなチャームポイントだから、悩みもさまざま
一口に「目の悩み」といっても、その内容は人によってさまざまです。年代によっても違いますし、複数の悩みを持っている人もいます。
【よくある目の悩み】
・眼が細い
・つり目がち
・たれ目がち
・黒目が小さく、下部と左右の三方に白目があるように見える「三白眼」(さんぱくがん)である
・くまや小じわが気になる
・一重まぶた
・左右の目のバランスが悪い
・まぶたが開きづらくなる「眼瞼下垂」(がんけんかすい)ぎみで眠そうに見える
・目が離れている
こうして見てみると、必ずしも欠点とはいえないものも多いようです。例えば「目が細い」「一重まぶた」は、日本的な美人顔につながります。「つり目がち」は知的で引き締まった印象になりますし、逆に「たれ目がち」であれば柔らかな印象になります。「三白眼」にしても、ミステリアスで独特の魅力になります。
とはいえ、本人にしてみれば悩みはやはり深刻です。他人がどう感じるかは別にして、常にコンプレックスを抱えているのは精神衛生上も良くありません。
今回は、こうした目のコンプレックスを解消する方法をご紹介します。
目のコンプレックスを解消するメイク術
まずは、気になる目の悩み別に、メイクでコンプレックスを解消し、魅力的な目元を作る方法をご紹介します。
【お悩み解消メイク1】目が細い・小さい人におすすめのメイク
目の細さや小ささが気になっている人は、マットタイプのアイシャドウで目の上下にグラデーションを作りましょう。グラデーション効果で目を大きく見せることができます。さらに、太めのアイラインをくっきりと入れて、マスカラでまつ毛を際立たせれば、はっきりとした印象の目元に変身できます。
【お悩み解消メイク2】一重まぶた人におすすめのメイク
二重まぶたにしたくて、アイプチを使っている人も多いはず。アイプチやテープは慣れるまでに少し練習が必要ですが、慣れてしまえばくっきりとした二重まぶたを作れる、便利なアイテムです。アイプチをすると「肌が弱くて、かぶれてしまう」という人は、アイライナーとシャドウで「疑似二重」を作るという手も。
また、目元の印象が薄い一重まぶたは、ピンクやグリーンといったカラフルなメイクが映えます。二重の人にはできないメイクを楽しむというのもおすすめです。
【お悩み解消メイク3】目が離れている人におすすめのメイク
目が離れていると寂しそうな印象になりますが、目頭に重きを置いたアイメイクをすることで、見た目の印象を変えることができます。アイライナーで目頭の輪郭を強調して、シャドウも目頭部分に重点を置くと、離れた目を意識させないメイクに仕上がります。
目に関しては、メイクの仕方次第でいくらでもイメージを変えることができます。また、カラーコンタクトを使えば黒目を大きく見せることもできますし、メガネもフレームによって目元の印象をガラッと変えることができます。目のコンプレックスに悩んでいる人は、まずはこれらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
プチ整形で目のコンプレックスを解消する
メイクなどを試してはみたものの、やっぱり形そのものを変えたいという場合は、整形という選択肢もあります。中でも目元の整形はお悩みに合わせてさまざまなメニューがあり、手軽にできるものもたくさんあります。とはいえ、それなりに費用がかかりますし、手術の内容によっては術後のダウンタイムも必要ですが、一度手術を受けてしまえば、日々のコンプレックスから解放されるというのは大きなメリットです。
それでは、お悩み別にどんな治療法があるのか、一例をご紹介します。
【お悩み1】一重まぶたを二重まぶたにしたい
一重まぶたを二重まぶたにするには、上まぶたを切開してヒダを作る「切開法」と、切らずに糸で止める「埋没法」があります。埋没法は短時間でできるポピュラーな方法ですが、まぶたの状態によって選択することが大事です。切開法だと両目で20~30万円、埋没法だと両目で10~20万円程度が一般的です。
【お悩み2】つり目を治したい
「グラマラスライン」ともいわれますが、下まぶたの目尻のラインを下げて、たれ目にする手術です。二重まぶたの整形と同じく、切らない方法と切る方法がありますが、切らない手術では両目で8~10万円、切る手術では20~40万円ほどが目安となります。
【お悩み3】左右の目のバランスを整えたい
「片方だけ二重まぶた」というように、目の左右のアンバランスに悩む人は意外と多いものです。これも、顔全体のバランスを見ながらベストな形に整えることができます。
【お悩み4】眼瞼下垂を治したい
加齢によって上まぶたが下がってしまう眼瞼下垂。上まぶたを引き上げて固定することで、半開きのまぶたをすっきりさせ、眠そうな印象を解消します。どのような方法を取るかによって費用にも幅があり、両目で40~70万円前後が目安です。
【お悩み5】目が離れているのを治したい
両目の目頭を切開して目を大きく見せるとともに、内側に近づけるようにします。これで目元の印象が大きく変わります。費用は両目で20~30万円ほどが目安です。
目は小さいよりも大きいほうがいいというのが、現代の一般的な価値観です。そのため美容整形では、目頭や目尻を切開したり、上下のまぶたが大きく開くような手術を行ったりして、目を大きく見せるように整えます。
美容整形のメリットとデメリットは?
現代の美容整形はとても進歩していて、容姿の悩みのほとんどを解決することができるといわれています。ですが、美容整形は手品でも魔法でもありませんから、メリットもデメリットもあります。それをきちんと理解しておくことが大切です。
【美容整形のメリット】
・効果が続く
手術の内容によって異なりますが、美容整形の効果は数ヵ月から数年続きます。毎日のメイクの手間や時間から解放されるというのは大きなメリットといえます。
・確実な結果が得られる
医師としっかり話し合って、自分の理想とする仕上がりに近づけることができます。「今日はメイクが決まらない!」と、イライラすることもありません。
【美容整形のデメリット】
・費用がかかる
二重まぶたの手術は比較的安価ですが、それでも数万円から数十万円という費用がかかります。さすがに化粧品のように気軽に試せるものではありません。
・手術によってダウンタイムがある
手術の内容によりますが、術後の腫れや赤みを避けることはできません。見た目が落ち着くまでのダウンタイムが必要です。
・やり直しがきかない
例外もありますが、美容整形は基本的に「やっぱり元に戻したい」ということができません。それだけに、手術を受ける際には医師とじっくり話し合うことが大切です。
このように、美容整形にはメリットもデメリットもあるため、それらを十分に理解しておくことが大切です。
整形するなら、医師とのカウンセリングを十分に!
整形を受けるときに重要となるのが、医師との十分な話し合い、つまりカウンセリングです。「自分が受けようとする手術がどのようなものなのか」「どのような仕上がりになるのか」「術後の経過はどうなのか」「トラブルの可能性はあるのか」など、手術を受ける際は、前もってこうしたことをすべて理解し、納得しておくことが大切です。
ここ数年で美容整形が身近になり、気軽に受けられるプチ整形メニューが増えてきたことから、多くの女性たちが美容整形クリニックのドアを叩いています。その中には美容整形を軽くとらえている人もいるようです。
現代の美容整形は技術的にもとても進歩していますし、誰でも安心して受けられる、安全なものになっています。メイクやヘアスタイリングと同じような感覚でとらえることもできるでしょう。
ですが、美容整形は「医療行為」です。どのような手術をし、どのような経過をたどるのか、手術を受けるあなた自身が知っておくことが大切です。そのためには医師との話し合い、カウンセリングが重要になるのです。
あなたのコンプレックスは、もしかしたら手術をするまでもなく解決できることかもしれません。そうであれば、わざわざ手術をすることもないでしょう。美容整形のドクターは女性を美しくする専門家ですから、そうした点については適切なアドバイスをしてくれます。アドバイスをしっかり聞いた上で、手術を受けるかどうかを決めましょう。
あなたに合った方法で、コンプレックスの解消を
このように、目元の悩みを解決する方法は多くあります。その中からどの方法を選ぶかは、あなた次第です。
メイクでカバーする方法は、毎日手間がかかりますが手軽にできますし、美容整形はお金がかかるものの、効果の確実さや持続性という点では抜群です。自分が望む結果に合わせて、ベストな方法を選ぶと良いでしょう。
目元はとてもデリケートで繊細な部位ですから、ほんの少しの変化で大きく印象が変わります。例えば、二重まぶたを作るにしても、その幅がコンマ数ミリ違っただけで、顔全体の印象が大きく変わってしまうのです。
あなたに合った方法で理想の目元を手に入れて、コンプレックスを解消してください。