「顔が大きい」「顔の幅が広い」というコンプレックスを解消するには?
芸能人やモデルを見てわかるように、「キレイ」と言われる人は、皆、小顔です。顔が小さいほど、全身のバランスもよく見えるもの。
そこで今回は、「顔が大きい」「顔の幅が広い」と悩んでいる人のために、小顔になる方法を調べてみました。
顔が大きくなったり、幅広になる原因とは?
顔が大きくなったり、幅広になってしまう原因は、主に以下の6つです。
1.生まれつきの骨格
エラやあごの骨、頬骨が張っている。
2.骨格のゆがみ
食いしばりや頬づえなどによって起こる。
3.筋肉の張り
こめかみやエラの筋肉が発達している。
4.脂肪が多い
肉づきがいいために、顔全体が大きく見える。
5.むくみ
血液やリンパの流れが悪いことが原因。
6.加齢によるたるみ
皮膚のたるみによって、フェイスラインがもたつく。
小顔にするには、どうしたらいい?
では、小顔にするにはどのような方法があるのでしょうか? 自分の工夫しだいでできるものから、プロに頼る方法まで、さまざまです。
1.メイク
「フェイスラインや髪の生え際、小鼻のわき、あごの凹み」など影にしたい部分にシェーディングを入れ、「額や鼻筋、頬骨、あご」など高さを出したい部分にハイライトを入れると、顔に立体感が出て、ぐんと小顔に見せることができます。
2.ヘアスタイル
たまご型や丸顔、四角顔といった“顔の形”と、“髪の長さ”に合わせて、前髪を斜めに流すようなスタイルや、サイドの髪が頬にかかるようなスタイル、レイヤーを入れるなどすると、小顔効果が出ます。
3.セルフマッサージ
血液やリンパの流れをよくするのに効果的なのが、セルフマッサージです。朝、起きたときに顔がむくんでいる…という人におすすめ!またセルフマッサージは、食いしばりなどで凝りかたまったエラの筋肉をほぐす効果や、たるみを改善する効果もあります。
※ちなみに顔のむくみは、睡眠不足やお酒の飲み過ぎ、塩分の摂りすぎによっても起こるので、生活習慣の改善も心がけましょう。
4.小顔矯正(コルギなど)
整体サロンで行っている小顔矯正や、韓国の民間療法として日本でも人気の「コルギ(骨気)」などは、骨格のゆがみを正すのに効果的です。また、血液やリンパの流れがよくなり、むくみがすっきり解消したり、たるみが引き上がる効果もあります。
注射だけでOKなものから、本格的な手術まで。美容整形という選択肢も
メイクやヘアスタイルの改善で「小顔に見せる」ことや、マッサージなどで「一時的な効果」を得ることはできても、根本から改善し、自分が思い描くような小顔になるには、美容医療の力が必要なケースも。最近は、注射やレーザー照射といった手軽なものから、骨を削る本格的な手術まで、顔立ちや希望に応じてさまざまな施術法が用意されています。
ボトックス注射
咬筋(ものを咬むための筋肉)が発達しすぎてエラが張っている場合に有効です。筋肉の緊張を和らげる作用のあるボトックスを注射することで、咬筋が萎縮し、ほっそりシャープなフェイスラインに! 効果の持続期間は半年程度ですが、くり返し注入することで効果が長く続くようになり、いつしか筋肉そのものが縮小していきます。
脂肪溶解注射(メソセラピー)
頬やあごの脂肪がしっかりつまめる場合は、脂肪が多すぎることが原因で顔が大きく見えているのかもしれません。脂肪を溶かす薬剤を注入して、余分な脂肪を減らすといいでしょう。ボディならば代謝のサイクルに合わせて5回程度施術をくり返す必要がありますが、顔なら1回でも効果を期待できます。溶けた脂肪は、リンパなどに代謝され、尿などと一緒に体外に排出されるので、安心です。
BNLS注射
手軽な小顔注射の中で、ここ数年、最も注目されているのがBNLS注射です。BNLSは、植物からの抽出物を主成分とした、顔の輪郭形成のための新しい脂肪溶解注射です。「脂肪分解作用」「肌の引き締め作用」「リンパ循環作用」という3つの作用により、迅速に小顔効果を実現! 従来の脂肪溶解注射は、効果が出るまでに2〜3週間待たなければなりませんでしたが、BNLSなら、わずか3日程度で変化を実感できます。なかでも、ダイエットでは落ちにくい頬の脂肪や二重あごの解消に効果的。また、メスを入れずに小鼻を小さくすることもできます。
医療機器による照射
加齢による“たるみ”をキュッと引き上げ、肌を引き締めることで小顔効果を狙うのが、医療機器による照射です。レーザー、高周波、超音波など、マシンによって何を照射するかはさまざまですが、ひとつ確実に言えるのは、ここ数年の医療機器の目覚ましい進化。かつてはリフトアップ手術でしか引き上げることのできなかった皮膚の一番深い層(SMAS層)にまで、皮膚の上から作用することができるのです。メスを入れることなく、まるでメスを入れたかのようにたるみが引き上がります。
脂肪吸引
エラの張りではなく、頬やあごに脂肪がついていることが原因で顔が大きく見える場合は、注射で脂肪を減らすという選択肢もありますが、量が多い場合や、1回でしっかり目に見える効果を出したい場合は、脂肪吸引がおすすめです。「顔がぽっちゃりしているせいで体全体が太って見られる」と悩んでいる人も、脂肪吸引でしっかり顔の脂肪を落とせば、太ってみられることはなくなるでしょう。脂肪吸引後、極端に太ったりしなければ、効果は半永久的です。
脂肪吸引&注入
顔が大きく見える原因となっている“あご”や“エラ”などから脂肪を吸引することで、小顔に。さらに、吸引した脂肪を凹んでいる頬などに注入することで、顔の形を整え、顔全体が若々しくリフトアップした印象まで持たせてしまうのが、脂肪吸引&注入です。「せっかく施術を受けるなら、ワンランク上のキレイを目指したい」という人におすすめ!
ヒアルロン酸注入
かつてヒアルロン酸と言えば、シワを解消する施術の代名詞でしたが、現在ではひとくちにヒアルロン酸と言っても、従来どおりシワの解消に適したものから、顔に凹凸を作るもの、輪郭形成に適したものまで、種類は多岐にわたります。このうち、顔に凹凸を作るのに適したヒアルロン酸をあごに注入すると、フェイスラインがシャープになり、小顔に見える効果が! また、顔立ちによっては、頬に注入して高さを出すといい場合もあります。
フェイスリフト手術
医療機器による照射では、十分なたるみ引き上げ効果が期待できない人や、一度で徹底的にリフトアップして小顔効果を出したい人に適した方法です。
骨削り
顔が大きく見える原因が生まれ持った骨格にある場合は、メイクやヘアスタイル、マッサージといった“努力”で悩みを解決するのは困難です。根本から解決したいなら、骨削りの手術が適しています。手術は口の内側から行われるので、外側に傷が残ることはありません。ただし、咬み合わせなどにも関わってくるので、十分に経験を持った医師のもとで受けることが大事です。
美容整形のメリット・デメリット
美容整形は、上でご紹介したように、大きな顔や幅広顔の原因を根本から改善し、小顔を実現してくれます。ですが、デメリットがあることも知っておく必要があります。
【美容整形のメリット】
・努力では到達し得ない小顔効果を手に入れることができる。
・一時的ではなく、少なくとも効果が数カ月は続く。
・注射の場合は、仕上がりがイマイチでも数カ月で元に戻るから安心。
・生まれつきの骨格が大きな顔や幅広顔の原因であっても、小顔にできる。
【美容整形のデメリット】
・内出血や腫れなどが起こる場合がある。
・数日は、入浴や運動などを控える必要があることも。
・注射や照射の場合は、効果が数カ月で切れてしまう。
・注射や照射ではなく、手術の場合は、失敗した場合のリスクが高い。
まとめ
いかがでしたか? 顔が大きくなったり、幅広になる原因は人それぞれ。自分の努力で何とかなりそうなら、努力するもよし。努力しても改善が期待できないなら、美容整形に頼るのもひとつの手です。
小顔にするための美容整形にはいろいろあるので、まずはクリニックに足を運んで、あなたの顔立ちを見てもらうことから始めましょう。