30代からバストアップする方法

「私の胸って、ちょうどいいボリューム感」「ハリがあって、惚れ惚れするほどキレイ」。そんな風に自分のバストに自信を持っていた20代は過ぎ去り、最近なんだか「少し小さくなったかも」「デコルテのボリュームが落ちて、ちょっぴり骨っぽい…」。こんな風に感じている30代の皆さん!

このまま放っておくと、バストはどんどんしぼみ、ハリを失って、垂れていくばかりです。今、この瞬間から正しいケアを始めて、バストの美しさを取り戻しましょう。

30代になると、バストはどう変わる?

バストの加齢現象は、すでに20代のころから始まっています。10代のころは丸い形で、まったく垂れていませんが、20代に入ると少しずつ胸の上部のボリュームが落ち始めます。

そして上胸のボリュームダウンが顕著になるのが、ちょうど30代。放っておくとどんどん上胸のボリュームは失われ、デコルテには肋骨が目立つようになります。

こうした加齢による変化に加え、30代のバストに大きな変化をもたらすのが、妊娠・出産・授乳です。妊娠すると、母乳をつくるために乳腺が発達し、バストが大きくなります。しかし授乳を終えると、妊娠前より小さくなることも……。

30代から始めたい! バストアップの正しい習慣

では、30代の女性が美しいバストを取り戻し、キープしていくには、どうすればいいのでしょうか?

■健康的な生活を送る

女性ホルモンの分泌が少ないと、バストはどんどんしぼんでいきます。そこで、女性ホルモンの分泌を促すために心がけてほしいのが、健康的な生活です。栄養バランスのとれた食事をとり、たっぷり睡眠をとる。適度に運動もして、おふろはできれば湯船につかる。このよう当たり前の健康的な生活こそが、バストアップの土台となります。

■筋トレやマッサージをする

大胸筋を鍛えるような筋トレをすると、胸がしっかり支えられて、バストアップにつながります。また、バストまわりの血流の滞りはボリュームダウンにつながるので、おふろ上がりなどにマッサージをして、血流を促すといいでしょう。

■正しいサイズのブラジャーを着ける

サイズが合っていないブラジャーをし続けていると、胸が小さくなり、形も崩れてしまいます。お店に行って、ちゃんとサイズを測ってもらってから購入しましょう。わきのぜい肉も寄せ集めて、きちんとカップの中におさめるよう装着するのがポイント!

■ナイトブラジャーを着ける

夜、寝ている間は、胸が左右に流れて、本来、胸にあるべき脂肪がわきに流れてしまいやすいとき。これを防ぐために着けてほしいのが、ナイトブラジャーです。胸をホールドして、左右に流れるのを防いでくれます。やさしい着け心地なので、睡眠の邪魔にはなりません。

■妊娠中はマタニティブラジャーを着ける

妊娠中に「ラクだから」という理由で適当なブラジャーを着けていると、大きくなった重みで胸はどんどん垂れ下がってしまいます。妊娠中は、乳腺の発達を妨げないやさしい着け心地で、かつ大きくなっていく胸をしっかり支えてくれる「マタニティブラジャー」を着けましょう。授乳しやすいつくりになっているので、産後も使えます。もちろん、サイズが合っていることが重要なので、お店で計測してもらってから買うのがおすすめです。

■産後は、産後ブラジャーを着ける

卒乳後もきれいなバストを保てるよう開発されたのが、「産後ブラジャー」です。授乳のしやすさと、授乳から卒乳までの間の変化に合わせてバストをサポートする機能を兼ね備えています。

確実に大きくしたいなら、豊胸手術という選択肢も

上記のようなセルフケアでも効果はありますが、もっと劇的な効果がほしい場合は、豊胸手術を受けるのも選択肢のひとつです。豊胸手術と聞くと、大がかりな手術をイメージしがちですが、最近は注射だけで手軽にバストアップできる方法もあり、多くの女性たちの間で豊胸手術は身近な存在になっています。

【1】ヒアルロン酸を注入する方法

ヒアルロン酸を注入して、バストを大きくします。メスは使わず、注射だけでOK! 「プチ豊胸」と言われるほど手軽な方法です。ダウンタイムはほぼゼロで、カウンセリング当日の施術も可能な場合がほとんど。ただし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるので、最終的にバストは元の大きさに戻ってしまいます。

【2】自分の脂肪を注入する方法

おなかや太ももなどの余分な脂肪を、バストに注入する方法です。自分の脂肪そのもののやわらかなバストに仕上がります。バストアップと部分痩せが同時に叶うのも魅力です。現在は幹細胞を使うことが多く、ひと昔前と違って生着率が高いのも特徴です。ただ、どれだけ生着するかは個人差もあるので、実際にどれだけサイズアップできるのか見通すのが難しいという一面も。生着さえしてしまえば、そのバストは一生ものです。

【3】シリコンバッグを入れる方法

ワキの下などの目立たない部位から、バストにシリコンバッグを挿入する方法です。「確実に大きくしたい」「2~3カップ以上の大幅なサイズアップを希望している」なら、この方法がおすすめ。手術は一度で、その効果は一生もの。長い目で見ると、最もコストパフォーマンスが高い方法だと言えます。

番外編:乳頭縮小手術

授乳をすると、乳首は赤ちゃんに吸われて大きくなります。卒乳後、ある程度は元に戻りますが、気になる場合は「乳頭縮小手術」を受けるという選択肢もあります。乳首を小さくすることができます。

豊胸手術を受けるのは、じっくり相談し、納得してから

豊胸手術は、授乳という機能を備えた大切なバストを扱う手術ですから、信頼できる医師のもとで受けるべきです。値段の安さにつられてはいけません。まずは数ヶ所のクリニックに足を運んで、じっくり相談してみましょう。疑問や不安に思うことは、何度でも質問すべきです。手術を受けるのは、自分自身がしっかり納得できてからにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? 実は気づかないうちに20代から始まっていたバストの加齢現象。これを食い止めるには、【1】健康的な生活を送る、【2】筋トレやマッサージをする、【3】正しいブラジャーを着けることが大事だとわかっていただけましたか?

劇的な変化がほしい場合は、豊胸手術を考えてもいいかもしれません。

自分なりのやり方で、バストアップを目指してしてくださいね。