二重幅が広すぎて眠そうな印象に!二重幅を狭くする方法とは?

二重幅が広すぎて眠そうな印象に!二重幅を狭くする方法とは?

多くの女性が憧れるくっきりとした大きな二重まぶた。でも、必ずしも「二重の幅が広い=かわいい」ではありません。二重の幅が広すぎると、まぶたが厚ぼったく見えて、眠くないのに「眠いの?」「いつも眠そうだね」なんて言われることも……。

「二重の幅が広い」って、どういうこと?

二重の幅が「何ミリ以上あると広い」「何ミリ以下だと狭い」というような数値による明確な基準はありません。二重の幅が広い・狭いは、あくまで個人の主観の問題です。ですから自分では「二重の幅が広い」と思っていても、ある人から見ると「ちょうどよいぱっちり二重」ということもあり得るし、自分では気にしていなくても、ある人の目には「二重の幅が広すぎる」と映るかもしれません。

ただ、人と比較することによって、あなたの二重は幅が「広い」「狭い」と言うことはできるでしょう。

たとえば…

ナチュラルな和風美人との比較
クールな顔立ちの女優との比較
かわいらしいアイドルとの比較
ギャル系雑誌のモデルとの比較
ハーフモデルとの比較

一般的に、二重の幅が広すぎると、以下のような印象を持たれることが多いようです。

まぶたが厚ぼったくて、重苦しい
いつも眠そうに見える
泣きはらしたように、まぶたが腫れて見える
メイクをすると、顔立ちが派手になり過ぎる
整形しているように見える

アイプチなどを使って二重まぶたをつくる場合や、美容整形で二重まぶたにする際も、どのくらいの幅にするかには注意が必要。広ければいいというものではなく、顔全体のバランスに合う幅を見つけることが大切です。

「二重の幅が広すぎる」という印象を改善する方法

二重の幅の広さは、アイメイクでカバーすることができます。また、コツを押さえれば、誰もが憧れるようなぱっちり二重の大きな瞳に見せることも可能です。

【ポイント1】アイシャドウ

基本的にアイシャドウは、ベージュやゴールドなどの淡い色をアイホール全体に乗せるだけでOK。しっかりメイクをしたい場合は、締めになる濃い色をまゆげの際に細く入れるといいでしょう。二重の部分全体に濃い色を入れてしまうと、二重の幅をより強調することになるのでNGです。

【ポイント2】マスカラ

まつげをしっかり立ち上げ、黒目の上はしっかり上に、そのほかは横に流すよう全方向に広げて塗りましょう。二重の幅のボリューム感がダウンします。

【ポイント3】アイライン

上まぶたの際に細く入れ、目尻の部分を少し跳ね上げることで、すっきりクールな印象になります。ペンシルアイライナーだとラインがぼんやりしがちなので、シャープに塗れるリキッドアイライナーのほうがおすすめです。

【ポイント4】粘膜ライン

まつげをしっかり立ち上げると、まつげの根元が丸見えになるので、粘膜を埋めるように粘膜にもラインを塗りましょう。

美容整形で二重の幅を狭くするには?

アイメイクにこだわってみたものの、「悩みが改善しない」「効果に満足できない」という場合は、美容整形を検討してみるのも一案です。

また、二重まぶたをつくる手術(埋没法や切開法)を受けたけれど、「希望していたより二重の幅が広くなってしまった」「幅の広い二重が自分の顔に似合わなかった」という人も、二重まぶたを狭くする美容整形について考えてみるといいでしょう。

美容整形で二重の幅を狭くするには、主に2つの方法があります。まぶたの状態によっては、2つの方法を組み合わせる場合もあります。

1.皮膚を切除する

二重のラインのまつげ側の皮膚を切除した後、二重が希望どおりの幅になるよう縫い縮める方法です。皮膚を切除し過ぎるとまぶたを閉じることができなくなるので、切除する幅の見極めが大切です。

2.眼瞼下垂手術でまぶたの開きをよくする

まぶたの開きがよくなると、二重の折れ曲がり部分が奥に引きこまれるので、二重の幅は自然と狭くなります。さらに、黒目がしっかり大きく出るので、ぱっちり見開いた理想的な目になることが期待できるでしょう。

ただし、まぶたの開きをよくし過ぎた場合は、ぎょろ目になったり、黒目の上に白目が出てしまったりすることがあるので、注意が必要です。

二重の幅を狭くするために、美容整形を受けるときの注意点

二重まぶたをつくる手術は多くの美容外科で行われていますが、二重の幅を狭くする手術はどこの美容外科でも行われているわけではありません。それだけリスクの高い手術であるとも言えます。

以下は、考えうるリスクです。

二重の幅が、希望どおりに狭くならない
切開した部分の縫い目が粗い場合は、目を閉じたときに傷跡が目立つ
皮膚を切除し過ぎた場合は、まぶたを閉じることができなくなる
もともと目の開きがいい人の場合は、眼瞼下垂手術が適さないこともある
過去に眼瞼下垂手術を受けている場合は、 再び眼瞼下垂手術を受けるのが適さないこともある
眼瞼下垂手術でまぶたの開きがよくなり過ぎた場合は、 ぎょろ目になったり、黒目の上に白目が出てしまったりすることがある

また、過去に二重まぶたをつくる手術を受けている場合は、以下のような理由から希望が叶えられないこともあります。

二重まぶたをつくる手術のときに皮膚を切除している場合は、幅を狭くする範囲が限られることがある
二重まぶたをつくる手術のときに皮膚を大幅に切除している場合は、切除できるだけの十分な皮膚が残っていないことがある
二重まぶたをつくる手術と同時に眼瞼下垂手術を受けている場合は、再び眼瞼下垂手術を受けるのが適さない場合がある

ダウンタイムについて

二重の幅を狭くする手術を受けた後は、個人差もありますが、強い腫れが1~2週間程度続きます。ですから直後は、手術前より二重の幅が広く見えるかもしれません。

ただその後、腫れは徐々に引いていきます。腫れが完全に引く目安は6カ月後。ですから“完成型は6カ月後に出来上がる”と考えておくといいでしょう。

手術方法や仕上がりについては、医師との入念なカウンセリングが大事

冒頭でも述べましたが、二重の幅が広い・狭いは、あくまで個人の主観の問題です。ですから二重の幅を狭くする手術を検討している場合は、単に「狭くしてください」と医師にゆだねるのではなく、どのくらいの幅にしたいのか、しっかり自分の希望を伝えることが大事です。また、顔立ちとのバランスもありますから、医師にあなたの顔立ちに合う二重の幅を提案してもらうことも大事です。その上で、実際にどのくらいの幅にするのか決めていきましょう。

もちろん、あなたの顔立ちやまぶたの状態からして、どの手術法が適しているのかの説明もきちんと受けましょう。手術を受けるのは、リスクやダウンタイムのことも含め、自分自身がしっかり納得できてからで遅くありません。

過去に二重まぶたをつくる手術を受けている人の場合は、その手術から少なくとも6カ月は様子を見てください。手術後の腫れが完全に引くのは6カ月後。それ以降でなければ、実際の二重の幅がどのくらいなのかわからないからです。「二重の幅が広過ぎる…」と思っていても、腫れが完全に引けば、「ちょうどいい幅だった」ということも多いもの。6カ月経っても幅の広さが気になるなら、美容外科で相談してみるといいでしょう。

まとめ

二重の幅が広いと、「眠そうに見える」「メイクをしたときに顔立ちが派手になり過ぎる」などの悩みがありますが、アイメイクのコツを押さえれば、誰もが憧れるようなぱっちり二重の大きな瞳に見せることも可能であることがわかりました。

それでも「悩みが改善しない」「効果に満足できない」という場合は、美容整形を検討してみるといいでしょう。

美容整形を受けるときは、事前に医師と入念なカウンセリングを重ね、自分の希望と、自分に合う二重の幅をすり合わせることが大事。ぜひ、自分が納得できる二重の幅を見つけてくださいね。