タトゥーの消した跡は残る？

タトゥーの除去は、大きさと色により方法が変わってきます。
最も短期間で消す方法は「手術」か「アブレーション（レーザーまたは器械による削皮）」です。縫い縮められる大きさの場合は、手術による縫縮が最も綺麗な傷跡になります。傷跡は数年かかって落ち着いてきます。アブレーションの場合は火傷の痕のような傷が残り、目立ちます。しかし広範囲のタトゥーを早く消したい場合は他に選択肢がありません。植皮を併用する場合もあります。
比較的小範囲のタトゥーの場合はQスイッチレーザーによる治療が可能です。回数は濃さにより３回～１０回以上と様々です。ただし、赤や黄色にはレーザーは反応しませんので、色付きの場合は残った部分をどうするか考える必要があります。場合によっては手術以外の選択肢がないこともあります。
ばれないか、ということについては「昔のケガの跡だ」「火傷の痕だ」というしかありません。現時点でタトゥーが入っているかいないかが問題なのであって、入職したあとに過去にタトゥーを入れていたかどうかが問題になることはないのではないでしょうか。