40代から胸を大きくする方法!バストアップでハリを取り戻すコツ
20代のころはデコルテのあたりからパンと張りがあって、ボリュームも十分だったバスト。でもあれから時が経過し、40代になったバストはハリを失って、デコルテ部分は肋骨が目立つ状態。下垂もしていて、なんだかサイズも小さくなったよう…。
「今さら胸を大きくするなんて無理」。そう思い込んでいる40代女性たちも多いはず。でも、正しい美乳習慣を取り入れれば、まだまだバストのハリやボリュームを取り戻すことは可能! 美しいバストをキープすることもできるんです。
40代のバストはどのように加齢しているのか?
下着メーカーのワコールの研究により、加齢によるバストの形の変化は、すべての人が同じ過程をたどっていくということがわかってきています。
ステップ0:丸い形で、垂れていない
↓
ステップ1:上胸のボリュームが落ちる
↓
ステップ2:バスト下部がたわみ、乳頭が下向きになる
↓
ステップ3:バストが外に流れ、バスト自体が下がる
出典:ワコール人間科学研究所(一部抜粋) http://www.wacoal-science.com/ageing/#ageing02
バストの下垂はすでに20代から始まっているそう。40代女性は、ステップ1か2、もしくはその中間あたりという人が多いのではないでしょうか。
40代でも胸は大きくできる! 正しい美乳習慣
では、そんな40代女性が胸を大きくするには、どんな方法があるのでしょうか? ここから見ていきましょう。
■日常生活を見直す
バストアップに欠かせないのが、女性ホルモンの十分な分泌。ところが、昼夜逆転の生活を送っている、食事はコンビニ弁当ばかり、極度の運動不足、疲労やストレスが溜まっている…。そんな荒れた生活が続くと、女性ホルモンの分泌はままならなくなり、バストアップどころではなくなってしまいます。まずは、日常生活を見直しましょう。
■栄養バランスのとれた食事をし、バストアップ効果のある食材を積極的に取り入れる
1日3回、栄養バランスの取れた食事をしましょう。正しい食生活は、女性ホルモンの分泌を促すのに必要不可欠です。さらにその食事の中に、バストアップ効果がある食材を取り入れると効果的です。
バストアップ効果がある食材
大豆イソフラボン
女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをします。納豆や味噌、豆乳などの大豆製品で手軽に摂ることができます。
ボロン
ミネラルの一種で、女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをします。キャベツやりんご、レーズン、ナッツ類に多く含まれます。
たんぱく質
女性ホルモンの分泌を促し、胸の土台となる大胸筋を鍛えるのにも欠かせない栄養素です。肉や魚、卵、大豆製品などから積極的に摂りましょう。
注)いずれの食材も、過剰摂取は禁物です。バランスよく食べるよう心がけてください。
睡眠時間をしっかりとる
女性ホルモンが最も多く分泌される22時から翌2時の「ゴールデンタイム」に、睡眠をとるようにしましょう。22時に就寝するのは難しいかもしれませんが、1時間でも2時間でも多くゴールデンタイムの間に寝られるよう意識するといいでしょう。
また、首や体が痛くならないよう枕やマットレスなどにもこだわり、“質の高い眠り”を意識することも大事です。
いい姿勢で過ごす
長時間のデスクワークで、猫背気味の人も多いはず。ですがその状態が続くと、胸を支える大胸筋が緩んで、胸の下垂が進行してしまいます。巻いている肩を広げ、しっかり胸が広がる姿勢を意識しましょう。デスクワークの合間に、座ったまま簡単なストレッチを行うのもおすすめです。
筋トレをする
適度な運動は、女性ホルモンの分泌に必要不可欠です。なかでも、バストアップを目指す40代女性は、筋トレを意識して行いましょう。胸を支える大胸筋をしっかり鍛えて下垂を予防し、ツンとハリのあるバストが目指せます。
バストアップに効果的な筋トレ
手を肩幅より少し広めに開いて行う腕立て伏せ
胸の前で手のひらを合わせて両手を押し合い、ひじを張るポーズ
■バストマッサージやツボ押しをする
バスト周りの血行を促し、乳腺を刺激するために行うのが、バストマッサージやツボ押しです。
⇒ 詳しいやり方は「本気でおっぱいを大きくしたい!考えられる方法は?」を参照
■体を温める
女性ホルモンは卵巣で作られますが、体が冷えると卵巣がうまく働かず、女性ホルモンの分泌に悪影響を及ぼします。できるだけ毎日、湯船に浸かるなどして、体を温める生活を意識しましょう。
正しいサイズのブラジャーを着ける
サイズが合っていないブラジャーだとしっかり胸が支えられず、本来胸にある脂肪もどんどんワキや背中、おなかへと流れてしまいます。よって、ブラジャーはきちんとお店で計測してもらって買うのが正解。また、寝るときにはノーブラではなく、ナイトブラを着けるのがおすすめです。昼間のブラジャーと違い、やわらかな着け心地で眠りを妨げません。
豊胸手術という選択肢も
単純に年齢を重ねるだけでもバストはハリを失い、垂れていくもの。さらに授乳の経験が加わると、「昔は巨乳と言われていたのに、今ではペチャパイ」「胸はしぼんだのに、乳首だけが大きく目立っている」など、悩みは深刻になります。
そこで、ここからは豊胸手術についてご紹介します。現在の豊胸手術のやり方は、主に下記の3つです。
1.注射だけで手軽『ヒアルロン酸注入法』
ヒアルロン酸を注入して、バストを大きくする方法です。メスは使わず、注射だけ! 最も手軽な豊胸法と言えます。ダウンタイムはほぼゼロで、カウンセリング当日の施術も可能です。
2.自分の脂肪を注入する『脂肪注入法』
おなかや太ももなどから余分な脂肪を吸引し、バストに注入します。体はスリムに、バストは大きくなるので、一石二鳥です。昔と違い、現在は幹細胞の技術が導入され、生着率が飛躍的に高まっています。
3.しっかり大きくできる『シリコンバッグ挿入法』
ワキの下など目立たない部位を数センチ切開し、シリコンバッグを胸に挿入する方法です。確実に、2サイズ以上のバストアップが可能! 一生ものの美しいバストが手に入ります。
乳首を小さくすることも可能です
授乳をすると、赤ちゃんに吸われて乳首は大きく伸びてしまいますが、「乳頭縮小」の手術で小さくすることができます。なかには、豊胸手術と一緒に受ける人もいます。
豊胸手術を受けるにあたっての注意点
豊胸手術は、どの方法で行うにせよ、医師のスキルによって結果に差が出る分野なので、安易に低価格につられてはいけません。何ヶ所かのクリニックに足を運び、「この先生にならまかせられる」と信頼のおける医師を選ぶことが何より重要です。大切なあなたのバストに関わることですから、疑問や不安に思うことは遠慮なく、納得いくまで質問しましょう。
美しいバストをキープするために、美乳習慣を取り入れて
いかがでしたか? 一般的に「体にいい」と言われていることは、胸を大きくするのにもいい習慣である場合がほとんどです。まずは日常生活を見直し、正しい食生活や質の高い睡眠を意識することから始めてみてください。
ご紹介したその他の美乳習慣は、一度に取り入れるのは難しいかもしれませんが、少しずつ取り入れて、いつか習慣として定着していくといいですね。
バストのしぼみ方や垂れ方が極端な場合は、豊胸手術を受けるという選択肢もあります。美しいバストが手に入れば、女性としての自分に自信と誇りがよみがえるはず。ひとくちに豊胸手術と言ってもいろいろな手法があるので、じっくり検討してみてください。