みっつんさん
49歳 / 女性
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井上浩一 先生
アスク井上クリニック 院長
性ホルモンの変化は、身体のホメオスタシスからはストレスです。それが原因で抜け毛が増えることがあります。特別そのような、病的な減少があり、月経不順、月経困難症、不正性器出血、更年期様障害などがあるのなら、産婦人科で保険適応でホルモン補充療法も可能です。
しかし、そういった何らかの症状もなく、女性ホルモンを単に増やすためのものでは、保険適応はありません。それに使えるサプリレベルで医学的効果をもつ薬は、プレグネノロン、DHEA、甲状腺ホルモンなのですが、これとて、検査もなしで使わないほうが賢明です(薄毛には逆効果のものもある)。かといって、そこまでの薬でないものには、効果はないものです。
話を抜け毛に戻しますと、女性の抜け毛は大きく分けると、自律神経やストレスが関係したものか、男性と同じ男性ホルモンによる抜け毛かです。それに応じて、治療法が幾分違いますが、少なくとも先ほどのような症状が無い限り、女性ホルモンを増やすことは治療になりません。