Q icon
NewYorkerさん
60歳 / 女性

目元のたるみを取る方法とリスク

年齢とともに目元がたるんできました。目元のたるみを取る方法にはなにがありますか?、またその施術を行った際のリスクを教えてください。

横山 才也 先生
銀座すみれの花形成クリニック 院長

目元のたるみには3種類あります。
①皮膚だけたるんでいる人
②中の脂肪がたるんででてきている人。
③二つの混合型です。

①の皮膚だけがたるみ脂肪が多くない人は皮膚だけ取るのですが、皮膚だけを取ると「あっかんべー」の目になってしまいます。
このため、まつげの下をぎりぎり切って、皮膚をほんの少しだけ取って眼輪筋を引き上げる手術を行います。
②の脂肪がたるんでいる状態は「バギーアイ」と言います。
この場合、アプローチが二種類あり、結膜から入る経結膜法と皮膚から入る経皮的アプローチの二つがあります。
どちらを選択するかは経験上その性状にもよりますが35歳くらいまでの方なら経結膜法で解決することが多いです。
それより年齢の高い方なら、経皮的アプローチで脂肪を骨膜に固定(脂肪移動固定術)し目の下にある筋肉を引き上げる手術を行います。

リスクは、以下のようなものが考えられます。

1.皮膚を取りすぎると「あっかんべー」のような目になる
2.中の脂肪を取る時に取りすぎると凹むことがある
3.皮膚を取る方法は下のまつげぎりぎりを切開しますので、きれいな仕上がりになります。医師の経験が少ないと、下まつ毛の毛根を傷つけ、脱毛したりします。
いずれにしても、リスク回避は全て患者様の医師選びにかかっていると言っても過言ではありません。
クリニックで選ぶのではなく、医師を選びましょう。

銀座すみれの花形成クリニック
東京都銀座
診療科目: 形成外科/美容外科